企業理念
「その人とその家族を支える」
3つの行動指針
「その人に興味関心を持つこと」
「その人の病気や障がいを理解しようと努めること」
「誠意・熱意を持って行動すること」
代表挨拶
私がなぜ訪問鍼灸マッサージ事業と居宅介護支援事業の会社を立ち上げたのか、それには私の家族、特に父親のことが大きく影響しています。
父は、私が高校3年生の時に脳梗塞で倒れました。その後遺症で父には運動麻痺や失語(話せなくなる障がい)などの大きな障がいが残りました。医師からは「以前のような生活は難しく、日常的にたくさんの介護が必要になります」と言われました。それでも母は自宅で父と生活することを望み、そして10年間最後まで自宅での父の介護を全うしました。
私には父の介護のことで後悔があります。一つは、高校を卒業と同時に親元を離れて生活したために、父の介護をしている母の手伝いができなかったことです。もう一つは、父が発語ができなくなったことを理由に父の障がいに向き合おうとせず、病気になった父の思いを知ろうとしなかったことです。
当時の私は「父はいつかきっと良くなるのではないか」と、父の障がいを受け入れることができていませんでした。父が倒れてからの家族の生活はあわただしく、私は自分の気持ちとも向き合うことができないまま、父との関わりを避けてしまいましたが、きっと父は息子である私ともっとコミュニケーションを取りたかったのではないかと思います。
私は最後まで大切な父に何もしてあげることができませんでした。その気持ちから、私は父が亡くなってからしばらく、今後の生き方について考えに考えました。そして、このまま会社員としての人生を送るだけでは、自分で自分を認められない。ならば会社員をやめて鍼灸マッサージ師の資格を取り訪問の仕事に就くことで、自分が父にできなかったことを他の誰かにしようと決心しました。
介護・医療の仕事には様々なものがありますが、私が鍼灸マッサージ師を選んだのには理由があります。在宅生活において父は、多くの介護・医療のサービスを利用していましたが、その中でも医師の訪問診療とマッサージ師の訪問マッサージが一番長い期間、父とかかわり、支え、最期のときまでそばにいてくれた存在だからです。
私には、今度こそきちんとその人に正面からかかわり、その家族の人たちも支え、そして、地域の中で一緒に生きていきたいという強い思いがあります。
病気や障がいがあっても、自宅で家族と一緒に過ごそうと考えている人、住み慣れた地域で暮らしていきたい人、病院から頑張って退院してきた人、また、家族の介護をしている人、突然に介護がはじまり戸惑っている人、様々な思いを持ちながら自宅で生活をしていく方々を支えていきたいと思います。
マッサージや鍼灸で少しでも動きやすく痛みのない生活を、機能訓練で少しでも自由にその人らしい生活をおくるためのお手伝いをします。また専門分野で貢献するのはもちろんのことですが、お身体が不自由で電球が交換できないなどの生活のちょっとした困りごとのお手伝いもしていきたいと思っています。
このような思いで、私は2015年に小金井市で会社を創業いたしました。当社の事業を通して各専門職の職務を全うし、私を含めスタッフ一丸となり、その人とその家族を支えていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
会社概要
会社名 | 一般社団法人LinkSolution(リンクソリューション) |
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事業内容 | ・訪問鍼灸マッサージ ・指定居宅介護支援事業所(事業所番号:1374101804) ・介護タクシー ・リンクヘルパーステーション(事業所番号:1374102018) |
ホームページ | https://linksolution.jp/ |
会社設立年月日 | 平成27年6月1日 |
代表理事 | 加藤英勲 |
資本金 | 400万円 |
従業員数 | 18名 |
所在地 | 〒184-0011 東京都小金井市東町5-27-7 |
TEL | 訪問鍼灸マッサージ:042-316-5156 居宅介護支援事業所:042-401-1885 リンク介護タクシー:042-316-5103 リンクヘルパーステーション:042-316-5098 |
FAX | 訪問鍼灸マッサージ:042-316-5293 居宅介護支援事業所:042-401-1886 リンク介護タクシー:042-316-5293 リンクヘルパーステーション:042-316-5293 |